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アクイロヌメリタケ(Hygrocybe unguinosa)- 松江城マッシュルームマップ - - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
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アクイロヌメリタケ(Hygrocybe unguinosa)- 松江城マッシュルームマップ - - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
「灰汁が強い」という言葉がある。 灰汁とはもともと灰を水に浸して上澄みをすくった液体のことで、洗剤... 「灰汁が強い」という言葉がある。 灰汁とはもともと灰を水に浸して上澄みをすくった液体のことで、洗剤や染料あるいは食品のアク抜きなどとして用いられてきたものである。 そして、この灰汁を使って食品自体がもつ強くてクセのある味を処理するようになったことから、それが転じて食品の持つ嫌な味やクセそのものもアクと呼ぶようになった。 そのアクを人間の性質や言動などになぞらえて、独特の個性をもつ人々のことを「あの人は灰汁が強い」などという言い方をする。ニュアンスとしてどちらかとえば、あまりよろしくないイメージの言葉ではあるが、人間にしても食べ物にしてもアクというものはそこそこ強いくらいのほうがぼくは好みである。 ちなみに食品に関して言うと、アクはありすぎても、逆になさすぎても、味はよろしくないといわれている。つまりちょうどよいアクを如何にうまく残すかが、料理の出来不出来を左右するということだ。 あるいは人