【公演レポート】円「アインシュタインの休日」開幕、吉田小夏「宇宙の秘密を探しに劇場へ」（コメントあり）

本作は、青☆組の吉田小夏が初めて円に書き下ろした作品。大正11年（1922年）の浅草を舞台に、アインシュタイン博士の来日がある一家に与えた、小さな“波紋”を描き出す。 上演に際し吉田は「もし、アインシュタインが相対性理論を発見しなかったら、世界の歴史は変わっていたでしょうか？」と問いかけつつ、「今の時代だからこそ見つめていただきたい、そんな群像劇となりました。宇宙の秘密を探しに、ぜひ劇場へ」とコメントした。上演時間は約2時間10分で、公演は6月23日まで。 吉田小夏コメントもし、アインシュタインが相対性理論を発見しなかったら、世界の歴史は変わっていたでしょうか？ エネルギーの進化や、戦争の有様も、私達の知るそれとは違う歴史を刻んでいたでしょうか？ 大正11年の日本の人々は、科学の未来など知らず、恋をしたり、仕事をしたり、ただ毎日を懸命に生きていました。今日の私達と同じように。 今の時代だか