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赤字続きの三セク・肥薩おれんじ鉄道、法定協議会を年度内設置へ 鹿児島、熊本両県や沿線7市町など
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赤字続きの三セク・肥薩おれんじ鉄道、法定協議会を年度内設置へ 鹿児島、熊本両県や沿線7市町など
鹿児島県は4日、肥薩おれんじ鉄道(熊本県八代市)の経営安定化を図るため、国の「社会資本整備総合交... 鹿児島県は4日、肥薩おれんじ鉄道(熊本県八代市)の経営安定化を図るため、国の「社会資本整備総合交付金」活用に向けた法定協議会を2024年度内に設置すると明らかにした。沿線自治体や事業者が持続可能な運営策を協議し、地域公共交通計画を策定する。国が関与して存廃を議論する「再構築協議会」とは別の枠組み。 協議会設置に関わる経費の一部91万円を、県議会9月定例会に提案する補正予算案に盛り込んだ。 協議会は同鉄道や熊本、鹿児島両県、沿線7市町、有識者、沿線住民などで構成する。交付金を受けるには、地域公共交通計画を作り、国土交通省から事業実施計画の認定を受ける必要がある。県交通政策課によると、本年度中の計画策定を目指す。 県は法定協議会設置の前段階として、事業者や沿線自治体が参加する「未来戦略検討委員会」を設置し、これまでに2回開催。今後、沿線自治体に駅の利便性向上のアイデアなどを聞き取り、次回会合で