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「疎開先からランドセルで食料を持ち帰った」 敬老の日に戦争体験者が語る
「敬老の日」の2011年9月19日、ニコニコ生放送では敬老の日特別番組「R75~次世代へのたすき~」が放送... 「敬老の日」の2011年9月19日、ニコニコ生放送では敬老の日特別番組「R75~次世代へのたすき~」が放送された。番組では、"R75"世代を代表して4人のゲストが招かれ、戦争体験や高度経済成長期の思い出を語った。司会の角谷浩一氏から、戦争体験について聞かれた穐山和子さん(75歳)は、疎開先から「ランドセルにお餅やお米を入れて帰った」とき、「東京の空襲で、座敷から自宅にあった工場の台の下まで、爆風で飛ばされた」という経験を語った。 1936(昭和11)年生まれで太平洋戦争中まだ幼かったという穐山さんは、栃木県に疎開していた。そこが山奥だっただけに、防空壕はあったものの危機感を抱くまでには至らなかったという。「空襲があっても、そこに布団とラジオを持ちこんで、(戦争という)実感がなくて、遊んでいるようだった」と、当時を振り返る。そんな穐山さんが一度東京に戻ったときのことだ。 「ランドセルのなかに
2011/09/22 リンク