GDP値「±0％に改善へ」 甘利大臣が異例の言及

甘利経済再生担当大臣は、8日に内閣府が発表する7月から9月の実質GDP（国内総生産）の改定値について、「±0％になる」という見通しを示しました。発表前に見通しを示すのは異例です。 甘利経済再生担当大臣：「（速報値の）マイナス0.8％が改定値で±0％に改善される統計上、見通しだ」 内閣府は先月、7月から9月の実質GDPの速報値を前の期に比べ、年率でマイナス0.8％と発表していますが、その後に判明した法人企業統計などを踏まえ、再集計した改定値を8日に発表します。この改定値について甘利大臣は6日、「±0％に改善される」との見通しを示しました。担当大臣が市場に影響を与えるGDPなどの経済統計について、発表前に具体的な数字を示すのは異例です。