危険！パスワード「使い回し」8割超…対策呼びかけ

電子決済サービスを使った不正出金が相次ぎ、暗証番号の管理などに注目が集まるなか、8割以上の人がインターネットで同じパスワードを使い回していることが分かりました。 「ドコモ口座」に端を発した預貯金口座からの不正出金の被害が広がり、推測されにくい暗証番号を作ることが重要になっています。こうしたなか、情報セキュリティー会社のトレンドマイクロの調査によりますと、8割を超える人がIDやパスワードを使い回していて、サービスごとに違うパスワードを設定している人は1割程度にとどまることが分かりました。情報が流出すると複数のサービスに被害が拡大する恐れがあります。また、調査では5人に1人が個人情報の流出やSNSの不正な操作などの被害をすでに経験しているということです。新型コロナウイルスの影響で対面を避けてネット上で情報を扱う人が増えていて、トレンドマイクロは複雑なパスワードを作るアプリを利用するなどの対策を