日本製鉄のUSスチール買収 地元には“阻止”に懸念も

日本製鉄によるUSスチールの買収計画について、バイデン大統領が阻止する意向だと報じられるなか、地元では懸念の声が広がっています。 日本製鉄による買収が成立しなかった場合、USスチールはピッツバーグにあるこのような大規模製鉄所を閉鎖する可能性があると示唆しました。 バイデン大統領の買収計画の阻止が報じられましたが、従業員からは買収に期待する声もあります。 30年勤続している男性 「従業員にとっては良い取引のように思える。彼ら（日本製鉄）はここに資金を投入するだろう」 USスチールの拠点、ペンシルベニア州は大統領選の激戦州のひとつで買収は大きな争点です。 従業員と市民らとの間で意見が対立していて今後の動向が注目されます。