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小型取り締まり装置を運用へ 通学路などの安全確保
警察庁は、スペースなどの問題で速度違反の取り締まりが難しかった通学路や生活道路の安全を確保するた... 警察庁は、スペースなどの問題で速度違反の取り締まりが難しかった通学路や生活道路の安全を確保するために、小型の自動取り締まり装置の試験運用を始めます。 現在の自動取り締まり装置「オービス」は、通学路や生活道路への設置が難しいことなどから、速度の取り締まりに支障があり、事故発生の危険性が高いと専門家らが提言していました。これを受けて、警察庁は、新たに持ち運び可能な小型の自動取り締まり装置の試験運用を来月4日から埼玉県内で始めます。新たな装置は、三脚にレーダーやカメラを固定するタイプなどで、スウェーデンやオランダで実際に運用されています。警察庁の担当者は「違反者の事故防止のため、取り締まりを断念するケースもあった」「今後、効果を検証し、導入を検討する」としています。