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来年の飲食料品値上げ 1596品目、23年比8割減ペース 値上げラッシュ「当面収束」(帝国データバンク) - Yahoo!ニュース
2024年の食品値上げは11月末時点で1596品目となり、22年同月時点の翌年予定数・6785品目と比べて8割減の... 2024年の食品値上げは11月末時点で1596品目となり、22年同月時点の翌年予定数・6785品目と比べて8割減のペースで推移している。実質賃金の減少などを背景に、値上げ後に販売数量が低下する動きや、PB品など廉価品への購買意欲が高まるなど消費者側の物価高に対する拒否感も足元で鮮明となってきた。物流費の上昇など引き続き値上げ圧力もあり、2月には1000品目を超えるものの、大規模な値上げラッシュは24年春まで概ね「収束」傾向で推移するとみられる。 一方で、1ドル150円前後で推移する円安水準の長期化や原油高を背景に、紙パックや食品トレー、包装フィルムなどが今冬以降に順次値上がりする見通しで、飲食料品への価格転嫁に大きな影響を及ぼす可能性がある。人手不足に伴う賃上げなどで人件費も本格的な上昇が見込まれ、24年4月以降に断続的な値上げラッシュが発生する可能性があり、動向への注視が必要となる。
2023/12/01 リンク