京都・嵐山「鵜小屋」の撤去費誰が？未完成で4年放置…「所有権ない」関係2団体が反発（読売新聞オンライン） - Yahoo!ニュース

京都・嵐山の公園内で、 鵜う 飼い用の鵜小屋が業者内のトラブルにより未完成のまま放置され、公園を管理する京都府が今月、行政代執行による強制撤去の工事を始めた。嵐山の鵜飼いは夏の風物詩だが、景観悪化を招いていると判断した。府は撤去費約990万円を建設に関与した2団体に請求する方針だが、両団体はともに「支払う責任は相手にある」と反発しており、訴訟に発展する可能性もある。（京都総局 林興希、下林瑛典） 【写真】嵐山公園内に放置された鵜小屋。後方に渡月橋が見える（12日、京都市右京区で）＝川崎公太撮影 「残念だが、やむをえない措置だ」。府都市計画課の村田英光参事は代執行の宣言後、そう語った。16日には重機による取り壊しが行われた。3月末までに更地にする予定だ。 鵜飼いはかがり火をたいてアユなどを寄せ、飼いならした鵜を使ってとる漁。嵐山では鵜飼い見物が平安貴族らの風雅な遊びだったとされ、長く愛されて