発達障害、家族の苦悩と希望 理解のために「寄り添う気持ちを」（毎日新聞） - Yahoo!ニュース

ブルーライトやまぐち副委員長の藤岡さん＝山口市道場門前で２０２２年４月１日午後４時２０分、柳瀬成一郞撮影 ◇一緒に死ぬしかない… 寄り添う気持ちが大切 国が定めた発達障害啓発週間（２～８日）で、発達障害の子供を持つ親らでつくる山口市の市民団体「ブルーライトやまぐち」は、山口市の山口サビエル記念聖堂など各地のランドマークを青くライトアップした他、市内で１０日まで当事者や家族のメッセージをつづったカードの展示企画を実施するなど啓発活動に取り組んだ。同団体副委員長で、発達障害の息子を持つ藤岡亜希子さん（４６）に、これまでの苦悩や障害を理解する上で大切なことを聞いた。 ――お子さんについて教えてください。 長男（１６）が１歳半になっても言葉が出ず、目も合わず、２歳の時に自閉症と診断されました。ＡＤＨＤ（注意欠陥多動性障害）でもあります。言葉での表現が苦手で、突然飛び出したり走り出したり、体が先に動