Ｊ１初制覇の神戸 なぜ吉田監督の戦術を徹底できたのか データで分かる強さとは（デイリースポーツ） - Yahoo!ニュース

「明治安田生命Ｊ１、神戸２－１名古屋」（２５日、ノエビアスタジアム神戸） 神戸が名古屋を２－１で退けて勝ち点６８とし、連覇を目指した２位横浜Ｍに４差をつけ、最終節を残してリーグ初優勝を果たした。クラブ設立から２９年目での悲願。データから神戸の強さをひも解く。 ◇ ◇ 吉田監督のサッカーは「ハードワーク」「ハイプレス」「堅守＆カウンター」をチーム全体で徹底することに尽きる。データでは神戸のインターセプト数７０はリーグトップ。こぼれ球奪取数１０８４は３位。一方でタックル数４６８は下位の１７位と、タックルに頼らず狙いどころを定め、数人で強襲しパスを奪う。 堅守からのカウンターに加え、ロングボールでも前線の大迫をターゲットに速攻。リーグ２位５９７本のクロスも得点源となる。 特徴はリーグ８位、５０・５％にとどまるボール保持率に表れる。今季１位は新潟は５６・４％。昨季１、２位は２０１７年から優勝を分