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人間の尊厳はどこに消えた? 廊下に押し込められ避妊手術を待つ女性たち(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
インドの首都デリーから130キロほど南西にある田舎町メヘンドラガー。平屋建ての公立病院に足を踏み入れ... インドの首都デリーから130キロほど南西にある田舎町メヘンドラガー。平屋建ての公立病院に足を踏み入れると、30人ほどの若い女性たちが、身を寄せ合うように廊下にしゃがみこんでいた。手術室の前で、避妊手術の順番を待っているのだ。近郊の農村出身で、すでに1人か2人の子供をもうけた女性たちだ。 避妊手術を受けることで、女性たちには1400ルピー(およそ2500円)、彼女たちに避妊手術を説得し、同行してきたヘルス・ワーカーには1000ルピーが政府から支給される。農村の平均月収は5000から7000ルピーほどだから、少なくはない額だ。人口増加に歯止めをかけたい政府による政策の一環だが、こんな「報酬」を与えない限り、教育を受けていない農村部の女性たちがわざわざ避妊手術など受けにこないのだろう。 この避妊手術、問題も多い。インドの病院は、田舎部ほど設備も乏しく、衛生状態も悪くなる。特にこのような集団手術で
2017/06/13 リンク