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135歳の長寿貝、一生を終える 過去の津波耐えたが東日本大震災で(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
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135歳の長寿貝、一生を終える 過去の津波耐えたが東日本大震災で(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
岩手県の船越湾で、135歳もの長生きを重ねた上で、東日本大震災の津波で死んだとみられる二枚貝が見つか... 岩手県の船越湾で、135歳もの長生きを重ねた上で、東日本大震災の津波で死んだとみられる二枚貝が見つかった。過去にも津波を乗り越えて生き延びてきたが、ついに一生を終えたという。 【写真】135歳だった二枚貝ビノスガイの貝殻の断面全体。135年の年輪が刻まれている=東京大学提供 この貝は長寿で知られるビノスガイ。日本の東北以北やロシアに生息する。6月から翌年の1月まで成長し、2月から5月は成長が止まるため、年輪が刻まれる。これまで年齢が記録されたもので世界の最長寿は、北海道で採取された99歳だった。 神戸大学や東京大学、名古屋大学などのチームは、ビノスガイの貝殻の年輪を解析して過去の海洋環境の変動を調べている。死んでいた貝の貝殻27個体分のうち、9個体は、最後の年輪が2010年だった。11年3月11日の巨大津波で死んだ可能性が高いと結論づけた。最も長生きしていたのは、135歳のビノスガイだった