大阪の生徒の授業料を他府県が負担？『断固反対』vs『制度変えない』大阪府の高校授業料無償化で対立（読売テレビ） - Yahoo!ニュース

「不公平が過ぎるのでは」「大阪だけで好きにしたらいいのに」。大阪府が実現を目指す高校授業料の「完全無償化」に対し、大阪以外の私立高校の代表者らが7日に「断固反対」として、制度の見直しを求める要望書を提出したことで、ネット上では子供を持つ親たちとみられる書き込みが過熱しました。 問題が指摘されているのは、年間63万円を超える授業料を学校側が負担する「キャップ制」で、大阪府の新制度に京都府や兵庫県の私立学校が参加した場合、大阪の生徒は授業料を払わずに通うことができる一方、学校側の負担は地元から通う生徒などの「大阪府外」の生徒の授業料でまかなわなけばいけなくなるのです。 大阪府の吉村知事は9日の会見で、「丁寧に説明を尽くしていきたい」と話す一方、「反対により制度の中身を変えることは考えていない」と強調しました。 2022年度の大阪府教育委員会の調査によれば、近畿1府4県で授業料年間63万円を超え