吉本興業騒動と大船渡 佐々木投手の起用論争の妙な共通点（豊浦彰太郎） - エキスパート - Yahoo!ニュース

選手の健康管理は高校野球の大きな課題だが、抜本的な改革に自発的に着手できるか？（写真:岡沢克郎/アフロ） 先週、世の中の注目を集めたワイドショー的ネタに、吉本興業問題と大船渡高校の佐々木朗希投手の起用を巡る議論に象徴される高校野球の健康管理問題がある。この二つ、似通った部分もある。望まざるも変わらざるを得ない吉本興業ぼくは、吉本興業問題を論じるほど芸能界事情に詳しくはないのだけれど、バッシングの矛先が闇営業芸人から吉本の経営体制に移ってくると、つい数ヶ月前まで面白おかしく文字通りネタにされていた同社のブラック経営ぶりが急に問題視されることになったのは興味深かった。 契約書が存在しないことや事務所9に対し芸人1ともいわれるギャラの配分比率も、ちょっと前まで「吉本はおもろいで」とみんな捉えていたのに、今や劣悪な労働環境の象徴として轟々たる非難を浴びている。恐らくこのまま沈静化を狙うのは不可能で

[kechack]

改革論をぶち上げるのは簡単だが、汗と涙の感動人間ドラマの側面がなくなってしまうと困る人たちが多すぎる。朝日新聞も、NHKもテレ朝も決してそれを望んでいない。