検事長定年延長問題は、なぜこんなにも紛糾しているのか（園田寿） - エキスパート - Yahoo!ニュース

■はじめに 検事長の定年延長問題が紛糾しています。この混乱の背景にはさまざまな問題がありますが、ここでは法の解釈運用という技術的な観点から問題を整理したいと思います。 政府の見解と反対の見解は、おおむね次のようなものです。 〈政府の見解〉 検察庁法は、国家公務員法（国公法）の特別法である（検察官も一般職の国家公務員）。特別法に書いていないことは一般法である国公法の規定が適用される。検察庁法22条には、検察官の定年年齢は書いてあるが、延長については何も書かれていない。そもそも検察官に定年延長がないのはおかしい。したがって、検察官の延長については、その規定がある国公法が適用される。 〈反対の見解〉 検察庁法の性格と趣旨に照らせば、退官年齢を規定する検察庁法22条は、「定年延長を認めない」と解するのが当然の解釈であり、かつての政府の解釈もそうであった。国公法81条の3第1項は、「前条第一項の規定

[hi_kmd]

「日本という国が足元からグラグラと揺れるような恐怖を感じました。」同感。権力が法を恣意的に解釈するのでは、もう法治国家とはいえない。

[nabeteru1Q78]

ロースクールの先生が書いているので、私が書いたガリガリの法律家文章よりよっぽどわかりやすいですよ。

[Midas]

(承前)すなわち今回、人類は(新型ウィルスの特性であるところの)「速度」に負けたということ(この速度とは情報性以外のなにものでもない。面白いのは(悪の)安倍政権はここで「前例」を撤廃しようとしてる

[santo]

“このような極めて軽い、説得性のかけらもない理由で、閣議決定によって数十年の法的安定性を覆すことができるということに、日本という国が足元からグラグラと揺れるような恐怖を感じました。”

[namnchichi]

大変分かりやすい、丁寧な解説。よく分かりました。

[dambiyori]

本文は問題点がすごくわかりやすく書かれた文章なんだけど、冒頭の検察官と検察バッジのイラストがいらすとやにあることを確認して動揺して落ち着くまでしばらく読み進められなかった。

[fab-lab]

“このような極めて軽い、説得性のかけらもない理由で、閣議決定によって数十年の法的安定性を覆すことができるということに、日本という国が足元からグラグラと揺れるような恐怖を感じました。”

[cbwinwin123]

特別法は一般法に優先する→法学部1年生『数十年間安定的に維持されてきた法の解釈を変更するには、その変更の必要性と正当性を裏付けるだけの十分な合理的根拠が必要なことは改めて言うまでもないことです。』

[watto]

これもそう。たった3ヶ月前なのに、あまりにも多くのことがあったので、つい忘れがちになってしまう。#検察庁法改正に抗議します #検察庁法改正案に抗議します

[xyphm]

“検察庁法22条”

[ryokusai]

「法の解釈は不変ではなく、時々の状況に応じて変わっていくものです。しかし、数十年間安定的に維持されてきた法の解釈を変更するには、その変更の必要性と正当性を裏付けるだけの十分な合理的根拠が必要」