安保法制の本質はどこにあるのか──「集団的自衛権の行使容認」が意味するもの

2015/8/13 戦後70年を迎え、今後の日本は安全保障体制についてどのように考えていくのか。そして、戦争と平和をどう捉え直せばよいのか。注目の国際政治学者・三浦瑠麗氏が、安保法制をめぐる議論を皮切りに、日本のあるべき姿について語る（3日連続全3回）。 安保法制は、政策変更としては大きな意味がない 安全保障関連法案（安保法制）をめぐる論議が盛り上がっています。国論を二分していると言ってもいいかもしれません。メディアには、賛否双方の立場が登場し、特に反対論の多くは、戦後日本の良心をめぐる戦いとして華々しい主張を展開しています。 衆議院と参議院で多数を握る与党は、政権への支持が低下する中でも、妥協する姿勢を見せていませんから、9月末の国会の会期末に向けて、対立が深まっていくことが予想されます。 8月中旬のこの時期は、終戦の季節であり、お盆として死者を迎える季節です。改めて、安全保障と戦争と平

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三浦瑠璃さんの記事

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安保法制の本質はどこにあるのか──「集団的自衛権の行使容認」が意味するもの ふむふむ φ(ﾟДﾟ )