「失われた20年」を振り返る──長期停滞の発端と、政策課題の誤りとは

2015/8/28 三菱UFJリサーチ＆コンサルティング 経済・社会政策部主任研究員の片岡剛士が、日本の「失われた20年」についてその歴史をひも解きながら考察する。日本の長期停滞をもたらした原因はどこにあるのか。5週連続全5回。 本稿では、「失われた20年」とも呼ばれるわが国の長期の経済停滞を振り返りつつ、マクロ経済政策と日本の長期停滞との関係に力点を置きながら考察していきます。 具体的な時期は、1990年に株価暴落というかたちで始まったバブルの崩壊から2012年までの22年間です。図表1は「失われた20年」の発端となったプラザ合意からバブル景気に至る時期を含めて、当時の出来事を年表にしたものです。第1回は、長期停滞の前段階であるプラザ合意からバブル景気に至る過程を見ていきたいと思います。 失敗の発端－プラザ合意以降の円高不況（1985～86年） バブル崩壊以降の長期停滞を経験した現代から

[shinchanchi]

片岡剛士さんの記事で、バブル崩壊前後とマクロ経済の失政で「奪われた」20年を概観するのがおススメ(^-^) #白川方明 #中央銀行

[godmother]

面白い：貿易黒字拡大に対する批判や摩擦をかわすために日本が選択したのが、プラザ合意。これによって「為替レートの安定化が優先され、国内経済の安定という金融政策の本来の役割が制約されることにつながった」

[Baatarism]

片岡剛士さんの記事です。今回はプラザ合意から円高不況、バブル時代まで。

[maturi]

外圧への対抗策としての「内需主導型の生活大国」を目指す考え方は、野口旭（2005、06年）が指摘する「前川リポート的パラダイム」につながっていきます。

[shibuyads]

「失われた20年」を振り返る──長期停滞の発端と、政策課題の誤りとは ふむふむ φ(ﾟДﾟ )