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人がゴミだと思うものにだって、価値がある――patoの「おっさんは二度死ぬ」<第80話> | 日刊SPA! | 5ページ目
「ネットとかじゃないの」 「そうかあ」 なんだか寂しい感じがした。 「キテレツ斎さまってどんな人だっ... 「ネットとかじゃないの」 「そうかあ」 なんだか寂しい感じがした。 「キテレツ斎さまってどんな人だったのかな?」 僕の言葉に、友人は少し考えて答えた。 「わかんねえけど、なんとなくだよ、なんとなく、この歳になってわかるわ。たぶん俺みたいなおっさんだったんじゃねえかって」 よく意味が分からずに首を傾げていると、友人が続けた。 「俺もまあ、ニートみたいなもんだけどよ、自分をゴミだとは思わないんだわ。それと同じで、あのゴミばかりの空き地にも誰かに求められるものがある、ゴミの中にも誰かが求めるものがある、そう思いたい人がいたんじゃないかな。俺はあの時のキテレツ斎さまの気持ち、なんとなくわかるわ」 「求められるゴミだってあるんだぞ! それがエロ本だ! ってな」 友人はそう言ってまた高らかに笑った。 プシュ 友人は買ったばかりのストロングゼロを飲み始めた。 「車は置いて帰ればいいだろ、飲むか」 「飲む
2020/02/16 リンク