西九州新幹線走行試験 6月3日に最高時速260キロ 国、特急料金を認可 ｜ 長崎新聞

Published 2022/05/28 11:30 (JST) Updated 2022/05/31 14:22 (JST) JR九州の古宮洋二社長は27日の定例会見で、9月開業に向けた「西九州新幹線かもめ」の走行試験の進捗（しんちょく）状況について、順調に進めば6月3日に営業運転時の最高時速260キロに達する見通しを明らかにした。一方、新幹線ダイヤの公表時期については「6月中に準備ができ次第」と述べるにとどめた。 走行試験は今月10日に開始。安全性を確認しながら時速30キロ程度から徐々に速度を上げている。古宮社長によると、6月20日に鉄道建設・運輸施設整備支援機構からJR九州に管理の仮引き継ぎが行われる予定。その後、乗務員訓練などを経て、国の検査を合格すれば客の乗車が可能になる。一般向け試乗会は9月になる見通し。 一方、国土交通省は27日、西九州新幹線の特急料金をJR九州の申請通りに認