一般市民の李克強への評価はなかったことに｜水彩画

まず訂正から。 前々回（李克強の死去）、核心が亡くなった時に出る『告全党全军全国各族人民书』（全党全軍全国各族人民に告げる書。以下告げる書）、総理、全国人大常務委委員長、全国政協主席経験者の逝去に際して出される訃告（訃報）、それ以外の常務委員経験者以下の逝去時に出される生平（生涯）というランク付けですが、認識が思い切り間違っていました。 今回、李克強の生平に、共産党以外の評価が見当たらないというRFAの記事を受け、読み返したところ告げる書と生平は別物であることがわかりました。確かに李克強への評価はありません。 というわけで、李克強の生平にはなかった評価を、他の人たちと比べてみました。 江沢民の場合 告げる書で訃報と江沢民の評価が紹介される。その後に出る生平の記述は、告げる書より細かい。告げる書が5035文字なのに対し、生平は13373文字と２倍以上の差があることからも明らかだ。 そのため、

[confi]

“李鵬すら受けていたという敬愛を、李克強はもらえていないと公式に認定してしまったのだ。”