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国宝『伴大納言絵巻』のストーリーを(講談風に)ざっくり解説【上巻】|かわかわ
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国宝『伴大納言絵巻』のストーリーを(講談風に)ざっくり解説【上巻】|かわかわ
え〜、現在でも政争という言葉がありまして、同じ政党の中ではもちろん、政党同士の争いなどはよく聞く... え〜、現在でも政争という言葉がありまして、同じ政党の中ではもちろん、政党同士の争いなどはよく聞く話でございます。それは今に始まったことではなく、今回お話させていただく国宝の絵巻《伴大納言絵詞(絵巻)》も、そうした平安時代の前期に起こった、血で血を洗う政争を、長い長い絵巻に描いた作品でございます。 さて……時は清和天皇の御代(みよ)。中臣鎌足を祖とする藤原氏が、娘たちを天皇へ嫁入りさせて、その子たちが次の天皇になることで、権勢を我が物にしていきまいた。そんな権勢を確固たるものにしようと、政敵を次々と倒していく藤原氏……そうして、滅んでいった一つが、ヤマト王朝以来の名家である伴氏なのでございました。 貞観八年、西暦で言いますと866年、桜が咲き始めた閏3月10日の夜のことでございます。その頃の夜と言えば、京の都とはいっても、今の歌舞伎町や道頓堀とは違い、夜ともなれば歩く人もまばらですが、その年