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日本の仏教は、3人の女性から始まった。──西山厚『語りだす奈良 1300年のたからもの』|ほんのひととき
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日本の仏教は、3人の女性から始まった。──西山厚『語りだす奈良 1300年のたからもの』|ほんのひととき
2014年まで奈良国立博物館で学芸部長をつとめ、正倉院展など100以上の展覧会を運営してきた西山厚さん。... 2014年まで奈良国立博物館で学芸部長をつとめ、正倉院展など100以上の展覧会を運営してきた西山厚さん。その西山さんが、奈良の文化財や史跡、伝統行事などを手がかりに、仏教が根付いた奈良の真髄をやさしく解説した新刊『語りだす奈良 1300年のたからもの』(2024年5月21日発売、ウェッジ)よりお届けします。 仏教が日本に公式に伝わったのは、『日本書紀』によると、欽明きんめい天皇13年(552)のことだった。 百済くだらの聖明王せいめいおうから日本の欽明天皇に、金銅こんどうの釈迦仏や経典などが献上され、美しく輝く仏の姿をみた天皇は歓喜した。しかし、「朕われ、自みずから決さだむまじ」と言って、仏教を日本に正式に入れるかどうかについては、態度を保留した。 蘇我稲目そがのいなめは言った。「よその国々はみな敬っているのに、日本だけが背くのはどうでしょうか」 物部尾興もののべのおこしは言った。「蕃神