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言葉の網目で個をつつむ|荒井裕樹|第15回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞スピーチ【全文公開】|かしわもち 柏書房のwebマガジン
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言葉の網目で個をつつむ|荒井裕樹|第15回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞スピーチ【全文公開】|かしわもち 柏書房のwebマガジン
2022年4月22日(金)、神田神保町の出版クラブホールにて、第15回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNo... 2022年4月22日(金)、神田神保町の出版クラブホールにて、第15回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」の表彰式と記念講演会がおこなわれました。本賞は、個別の「作品」ではなく「人」そのものに、過去の「業績」ではなく今後の「可能性」に対して与えられるものです。栄えある第15回の受賞者は、文学者の荒井裕樹さん。柏書房からは『まとまらない言葉を生きる』を出版いただいています。 ▼受賞理由はこちら▼ コロナ下での開催であったため、限られた関係者のみを集めての会となりましたが、そこで荒井さんが語ったことは、人を追い詰め、黙らせる言葉があふれる現代社会において、言葉への「信頼」を取り戻すための第一歩となるようなものでした。広く読まれるべきと思い、ご本人の許可を得て、受賞講演を全文公開させていただきます。荒井さん、このたびは本当に、おめでとうございました。 写真提供=NPO法人 わたくし