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48 野良猫と飲む|とみさわ昭仁
そいつが初めて我が家にやってきたのはいつだったか。写真のタイムスタンプを見ると、もっとも古いもの... そいつが初めて我が家にやってきたのはいつだったか。写真のタイムスタンプを見ると、もっとも古いものが2018年の4月だが、写真に撮っていないだけで、それより半年ほど前からちょこちょこ庭に遊びに来ていた覚えがある。 それが、ある日を境に家の中にまで上がり込むようになった。腹が減っていたのか、人恋しくなったのか。最初の頃は首輪をしていたので、どこかの家で飼われていたはずだ。けれど、気づいてみれば首輪はなくなっていた。外を徘徊するうちに取れてしまったのかもしれないが、ぼくはこんなストーリーを想像した。 配偶者に先立たれ、同居してくれる息子や娘もなく、たった一人で暮らす老人。唯一の家族は数年前から飼っている猫。 しかし、自分ももういつ死ぬかわからない。おそらくこの猫より先にあの世へ行くことになるだろう。わたしが孤独死したあと、こいつだけがこの家に取り残されるのは忍びない。そうなる前に首輪を外してやる