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怒りを隠れ蓑にせず、愛と弱さを歌えるようになった者たち Idles『TANGK』|近藤 真弥
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怒りを隠れ蓑にせず、愛と弱さを歌えるようになった者たち Idles『TANGK』|近藤 真弥
ブリストルのアイドルズは、怒りと激しさを隠さないバンドだ。庶民を虐げる政治、有害な男らしさ、苛烈... ブリストルのアイドルズは、怒りと激しさを隠さないバンドだ。庶民を虐げる政治、有害な男らしさ、苛烈な差別や経済格差など、さまざまなテーマを自らの曲で取りあげてきた。 良くも悪くもお利口で、何かしらメッセージを発しても遠回しな暗喩や皮肉という形の表現が少なくない現在において、アイドルズの音楽は率直な叫びとして稀有なインパクトを放った。レベル(Lebel)をUKラップが担うようになったなかで、ロック・バンドがかつてのパンクに通じる痛烈な批評精神を示した。それは長年の音楽ファンにとって懐かしさを抱くものかもしれないが、音楽体験が少ない者にとっては文字通り斬新に聞こえた。ゆえにアイドルズは幅広い層から支持を得て、イギリスを代表するバンドのひとつにまでなった。 そんな彼らの最新アルバムが『TANGK』だ。本作でも怒りと激しさが随所で顔を覗かせる。これまでファンが好んできた側面は維持されていると言ってい