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【製本記】 野ばら 05 | 角背上製、布装ができました!|永岡 綾(編集者・製本家)
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【製本記】 野ばら 05 | 角背上製、布装ができました!|永岡 綾(編集者・製本家)
本をつくってばっかの日々。編集者として本を編みながら、時間を見つけては製本家として本をこしらえて... 本をつくってばっかの日々。編集者として本を編みながら、時間を見つけては製本家として本をこしらえている。編集した本は世にでて光を浴びるが、製本した本は暗所に埋蔵するだけの習作も多く、せめてここに記録する。 紙装から布装へと仕立て直した『野ばら』が完成した。今回もまた、やらかしてしまった……表からは見えないところで。一冊ができあがるまでの綱渡りのような道のりを無傷で踏破できる日など、来るのだろうか。いつ訪れるとも知れぬその日のために、製本様式や製本材料について記録しておく。 もともと角背の上製本だったものを再び角背の上製本にしたわけだが、表材を紙から布に変えただけじゃない。無線綴じだった本文を、糸で綴じ直している。本文をペラ(一枚ずつの状態)までバラし、和紙でつないで折丁にして、フレンチ・ソーイングと呼ばれる手法でかがった。 膠(にかわ)で本をつくっていた時代とは違い、いまの接着剤なら無線綴じ