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体力トレーニング
note.com/reliure
みんながみんなとはいわないが、製本をする人の多くが活字あるいは活版印刷に興味をもっている。手製本をするなら本文は活版印刷でと考える人もいるし、表紙に意匠をほどこす方法の一つとして活版印刷を取り入れる人もいる。またルリユールでは、革装の表紙に箔押しで題字を入れる場合が多く、自ずと金属活字の世界に足を踏み入れることになる。工芸的なアプローチで本に迫ろうとしたとき、活版印刷と手製本は分かちがたい関係にある。 そんな活字および活版印刷にまつわる展覧会「活字 — 近代日本を支えた小さな巨人たち」を見ておきたくて、横浜市歴史博物館を訪ねた。会場内には書体デザイナーやグラフィックデザイナーと思しき人も多く、江戸時代の木版印刷や明治時代の活字見本帳などに熱心に見入っていた。 わたしのお目当ては「世界三大美書」なるものだった。何でもかんでも「三大」とか「美○○」などと銘打てばいいってもんじゃないと思うが、本
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