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「アニメ評論」は必要か? 藤津亮太氏の最新刊から考える|数土 直志(すど・ただし)
アニメ評論家・藤津亮太氏の評論集「ぼくらがアニメを見る理由――2010年代アニメ時評」(フィルムアート... アニメ評論家・藤津亮太氏の評論集「ぼくらがアニメを見る理由――2010年代アニメ時評」(フィルムアート社)が先頃上梓されたので、早速購入してきて読み始めました。 2012年以降に書いた文章を中心に、なんと400ページを超える分厚さ。『天気の子』や『魔法少女まどか☆まぎか』といった劇場アニメ・TVアニメが何十タイトルも登場するだけでなく、海外作品にも言及するなど、まさに2010年代を一望します。読み応えたっぷりです。 個人的には多くの評論の初出である藤津さんの連載「アニメの門」が、2015年夏からウェブサイト「アニメ!アニメ!」で「アニメの門V」として連載を開始した頃の編集長だったこともあり、少し懐かしく読みました。 「ぼくらがアニメを見る理由――2010年代アニメ時評」 (フィルムアート社) 藤津亮太=著 発売日:2019年8月24日 定価:2,400円+税 http://filmart.
2019/08/26 リンク