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【試し読み】『犠牲の森で』「序論 「死生観」から大江を読む」より|東京大学出版会
菊間晴子 著『犠牲の森で』がまもなく刊行となります。現在、設立準備が進められている、東京大学「大江... 菊間晴子 著『犠牲の森で』がまもなく刊行となります。現在、設立準備が進められている、東京大学「大江健三郎文庫」(仮称)の特任研究員による、作家のキャリア全体を縦断する意欲作です。序論の冒頭部分を公開いたします。ぜひお読みください。 序 論 「死生観」から大江を読む 大江健三郎(1935-)は、東京大学在学中にその小説家としてのキャリアをスタートさせた後、2010年代に至るまで数多くの作品を生み出し続けてきた。大江自身、自らの執筆活動を「書き直し」と定義している通り、彼はある特定のモチーフに固執し、それを反復しつつ何度も「書き直す」ことで、彼の作品世界を構築してきたと言っても過言ではない。 本書が扱うのは、大江がそのキャリアを通じて探究し、「書き直し」の対象としてきた主題の一つとしての、死生観である。 大江は、1987年に行った「信仰を持たない者の祈り」という講演のタイトルに端的に示されてい
2023/03/16 リンク