「産んだス文明」という幻想｜小山（狂）

どうも最近、若年出産を称揚するようなネット言説が勢いを増しているらしい。 まぁ気持ちはわからないでもない。 晩婚化が急速に進行する現代日本において、「若くして子供を持つ」ことは慶事ではなく凶事として扱われている。そんなことで少子化問題が解決するはずがないではないか、という反発心を抱くのも当然だろう。逆張り的発想として「若年出産こそが次世代のライフスタイルだ！」くらいの大言壮語を吐きたくなる気持ちも、繰り返すように、まぁわからなくもない。 ただ、そうした風潮に異を唱える向きもあるようだ。自身が若年出産家庭に育ったというある読者からは「大卒で平穏な人生を歩んでる連中は若年出産に伴う困難を理解できているのか」という憤りのメッセージが送られてきた。 言うまでもなく、若年出産は貧困を伴う。十数年前に中学生の出産をテーマにした「14歳の母」というテレビドラマが社会問題化したことがあるのだが、そのドラマ

[Ta-nishi]

出産率に1番影響しているのは男子を後継ぎとして求められる等の出産圧だというのは興味深かった。圧なしに放っておくと女性は子どもを産まなくなると。

[ryokusai]

「これは筆者の私見なのだが、少子化問題は女性の性的自己決定権に抵触することなくして解決できないのではないかと思っている。」さうだらうね。私は人工子宮の開発による工業的再生産が「まだ」マシと思ふのだが。