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逸材揃いだった夏の甲子園を総括。スカウト注目の54選手を一挙紹介!(小関順二)
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逸材揃いだった夏の甲子園を総括。スカウト注目の54選手を一挙紹介!(小関順二)
金沢・釜田佳直投手は、3回戦の習志野戦で今大会タイ記録の153キロをマークするなど9奪三振2失点と好投... 金沢・釜田佳直投手は、3回戦の習志野戦で今大会タイ記録の153キロをマークするなど9奪三振2失点と好投するも、1-2で惜敗した 8月20日に幕を閉じた第93回選手権大会で、プロ・スカウトの評価の高かった選手を取り上げようと思う。全体的には投手、野手ともプロ注目の選手が多く、ネット裏はいつにも増してにぎにぎしかった。スカウトは1回戦が終わると姿を消すことが多いが、今大会は2、3回戦でもその姿がちらほら散見でき、関心の高さが実感できた。 個人的なことを言うと、私は過去10年くらい日刊スポーツ紙上で、1回戦が終わった時点で初戦を総括し、文章ととともに「今大会のドラフト候補」としてプロが注目する選手を40人程度、表で紹介している。しかし、今回は40人では足りないということで、50人に増やしてもらった。 多い、という声が聞こえてきそうだが、2回戦以降に心魅かれた選手もいる。たとえば、飯野徹也(作新学