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選手と観客の思いが一体化する、石川遼が考える理想のコース。(雨宮圭吾)
10月23日のブリヂストンオープン最終日。9番からの3連続バーディでは、すべてのショットをピンそば1mに... 10月23日のブリヂストンオープン最終日。9番からの3連続バーディでは、すべてのショットをピンそば1mに絡め、ギャラリーの歓声を誘うも、6バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算4アンダー23位タイで大会を終えた 最初は何を言ってるのだろうと思った。 10月中旬に行われたブリヂストンオープンの練習日のこと。ラウンドしながらグリーンで球を転がしてた石川が突然「見えるー?」と大きな声を出した。すると少し離れた場所にいた石川のスタッフが「うーん、ぎりぎり」と返した。 スタッフがいた場所はグリーンの周りにある立ち見スタンド。グリーン面が見えにくい砲台グリーンの不便さを解消するため、急ごしらえで用意されたものらしかった。石川はそこに立ったギャラリーの目線、選手のパットがしっかり見えるかどうかを、自らのラウンドついでに確認していたのだった。 そんなことをする選手はもちろん普通はいない。なん
2011/11/13 リンク