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藤井聡太21歳カド番で知る「秒読みの怖さ」羽生善治や升田幸三も“勝ち筋見落とし”ポカの一方で…ひふみん「リズムに乗ると調子よくなる」(田丸昇)
5月は名人戦(藤井聡太名人-豊島将之九段)と叡王戦(藤井叡王-伊藤匠七段)の対局が並行して行われて... 5月は名人戦(藤井聡太名人-豊島将之九段)と叡王戦(藤井叡王-伊藤匠七段)の対局が並行して行われている。両タイトル戦の方式を比較すると、7番勝負と5番勝負、2日制と1日制、持ち時間は各9時間と各4時間の違いがある(いずれも前者が名人戦)。消費時間を計測する手段も違っていて、勝負に微妙に影響しているようだ。それに関連して「秒読み」にまつわる公式戦の対局でのエピソードを田丸昇九段が紹介する。【棋士の肩書は当時】 消費時間を「加算」する方が秒読みになりやすい 8タイトル戦のうち、竜王戦、名人戦などは59秒以下の消費時間を「切り捨て」(ストップウォッチ方式)にする。叡王戦、王座戦などはすべての消費時間を「加算」(チェスクロック方式)する。 前者の場合、消費時間を20分20秒、10分30秒、5分40秒、1分50秒、0分59秒と使うと、秒を切り捨てにするので実際の消費時間は「36分」となる。後者の場合
2024/05/16 リンク