エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
大偏差原理 - 初級Mathマニアの寝言
で平均から大きく離れたところの生起確率の簡単な評価を与えました。今回はその評価をさらに精密にして... で平均から大きく離れたところの生起確率の簡単な評価を与えました。今回はその評価をさらに精密にして、数理的な構造をもっと詳しく見たいと思います。前の記事で次の評価を与えました。 上の は確率変数 の積率母関数、 は確率変数 のキュムラント母関数 (物理では自由エネルギー) と呼ばれています。上の指数関数の中の は のもとで の上限を意味しています。これを改造することで の上界だけでなく下界も与えることができます。それがクラメールの定理です。 ●レート関数 まず、上の評価式の中にある の という制約を外した を考えましょう。この はキュムラント母関数をルジャンドル変換したものであり、レート関数と呼ばれています。レート関数は で説明している理由で凸関数となっていることが分かります。また、レート関数は平均値で最小値0となることが以下のように分かります。 ●大偏差原理 次の定理はクラメールの定理と呼