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18歳までは雨の日が好きだった - 何を読んでも何かを思いだす
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今週のお題「雨の日の楽しみ方」 小学生の頃の私はまるまると太っていた。 ちょっと体を動かしただけで... 今週のお題「雨の日の楽しみ方」 小学生の頃の私はまるまると太っていた。 ちょっと体を動かしただけで息を切らし、大汗をかいた。そんな子どもが最も苦手にしていたもの、いや、ほとんど憎んでいたといってもいいものが「体育」の授業だ。 サッカーやソフトボールなどの球技はまだいい。苦手なことにかわりはないが、それでも多少は楽しい気持ちになれる。しかし、水泳とかマラソンとか、要するに純粋に体を動かすだけのものは苦痛でしかなかった。 とりわけ私が最も憎み、かつ恐れていたのが鉄棒だった。 逆上りもダメだし、前回りもダメだ。がんばって前回りをしても、体を元の位置に戻すことができず、足を投げ出すような格好で着地してしまう。一度途中で手を滑らせて、顔から地面に落ちたこともある。低い鉄棒だったので、ちょっと擦りむいたぐらいで済んだけれど、それからはいっそう鉄棒が怖くなった。 鉄棒の前に立つと途方にくれた。他の子たち