Olive小沢健二連載最終回(1997/12/18)

僕の友人で、二人姉妹なのに、生まれてから一度も親に、「お姉ちゃん」と言われたことがないという人がいる。二人とも「何々ちゃん」と名前を呼ばれるだけで、そうなると妹の方も、「お姉ちゃん」とは呼ばなくて、名前で呼び合うことになる。そう言えば彼女にはいわゆる「お姉さんらしい感じ」はない。「お姉さん」「お兄ちゃん」と呼ばれ続ける事は、その人の性格に影響するらしい。「兄」とか「弟」とか言うのは、人が持って生まれた資質ではなくて、社会的に規制された結果、というか周囲がそれを強要してるのである。 人は分ける。上と下。右と左。陰と陽。善と悪。とにかく分けたがる。自分自身さえも分けてしまう。不良か優等生か。運動神経がいいか悪いか。人間嫌いか社交家か。完全にどちらかである人なんて絶対にいなくて、僕らは混然とした存在なのに、混然を受け入れるってのは難しいから、面倒くさがりの脳は、あるいは機能は、それ自体をあるがま

[htnmiki]

あるある

[double-y]

Olive小沢健二連載最終回(1997/12/18):

[sukekyo]

シャープな文章だね。実は文章読むのはじめてかもしれない。パーフリは気の迷いで復活したりしないのかね？

[toriaezu]

「心の中にある光」。

[udonnchan]

オザケンOLIVE連載の最終回でフリッパーズについて語る

[kobeni_08]

彼が薦めていた三島由紀夫のヘンテコ小説「美しい星」を読んだことを思い出しました。 #ozaken #olivetalk

[nico-at]

"僕らは混然とした存在なのに(略)それ自体をあるがままに受け入れないで､白黒つけてゆく｡(略)すごく簡単になるから｡"/"世の中のすべての二人組を代表して言っておこう｡｢お前らに言われる筋合いはない｡｣"

[magao]

いまそんなことばかり考えてる。

[stilllife]

「僕らの体はかつて星の一部だったと言う。それが結合して、体が在って、その心が通じ合ったりするのは、あまりにも驚異的で、奇跡で、美しい。」

[ken_c_lo]

「僕らは混然とした存在なのに、混然を受け入れるってのは難しいから、面倒くさがりの脳は、あるいは機能は、それ自体をあるがままに受け入れないで、白黒つけてゆく。そうすると物事は、すごく簡単になるから。」

[mansikka]

僕らの体はかつて星の一部だったと言う。それが結合して、体が在って、その心が通じ合ったりするのは、あまりにも驚異的で、奇跡で、美しい。