仕事を前に進めながらうっかり考えた - プール雨

昨年秋、数年ぶりに自分が生まれた土地に帰ったのです。すると、近所の、わりと大きな家が数軒、空き家になってしまっていました。地元では名士として遇されていた家がです。その家々には私と同年代の女性がいたはずなんですけど、みんな外に出て行ってしまって、家を継ぐ人がいないまま親世代の人たちが亡くなってしまったんですね。 若い女性が地元を捨てて出て行ってしまう、それを止めないと、という議論があるそうですが、出ていってしまう女性にも様々な事情があって、その中には、「出て行かされた」というケースもあると思います。 家父長制ばりばりの家に生まれた女性に男性の兄弟がいた場合、「男の子」は跡取りとして遇され、「女の子」は「いずれここから出ていく人間」として育てられることになります。そうなるともう、選択肢がなくて、「出ていくのが当然」になっちゃうんです。 多分、親たちは「結婚して出ていく」ことを当然のこととしてイ

[NAPORIN]

“もしかしたら()期待していたかもしれませんが、「お前は出ていく人間」と言われて育ったら（）考えるわけで、そのときに「スープの温度が下がらない距離」とか考える余裕はなく、大抵めちゃくちゃ遠”

[yonnbaba]

『スターやヒーローはいらない。「名門の御曹司」「名門の卒業生」である必要性なんて皆無。嘘をつかず、他人のものを盗まず、暴力をふるわない人だったらそれで十分』このことに一人でも多くの人に気付いてほしい！