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米国の強硬姿勢に中国が絶対譲歩しない訳 貿易戦争の激化でこれから起きる事
中国の交渉責任者は「必ず報復する」と表明 5月9日と10日の米中の通商協議は合意に至らなかった。米国の... 中国の交渉責任者は「必ず報復する」と表明 5月9日と10日の米中の通商協議は合意に至らなかった。米国の政府関係者は協議が建設的だったとしたものの、企業に対する政府の補助金支給などについて両者の溝を埋めることはできなかった。また、米中は協議を継続するとしているが、その日程すら決められなかった。それに伴い、米国は対中国の関税率25%への引き上げを実行すると表明している。 それに対して、中国の交渉責任者を務める劉鶴副首相は「必ず報復する」と表明した。この発言は、米中の協議がいかに困難かを物語っている。両国間の溝は一段と深まったといえるかもしれない(※)。 ※編集部注:中国は、5月13日21時30分(日本時間)、対米輸入額600億ドル(約6兆6000億円)分の関税を最大25%に上げる報復措置を発表した。6月1日から実施する。 2019年5月10日、貿易協議を終えた(右から)ライトハイザー米通商代表
2019/05/14 リンク