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「"世界に一つだけの花"というウソ」夢をあきらめる人生のほうが絶対に幸せだ 大半は「凡人」として一生を終える
2002年に発表されたSMAPの楽曲「世界に一つだけの花」は、いまや国民的楽曲として定着している。しかし... 2002年に発表されたSMAPの楽曲「世界に一つだけの花」は、いまや国民的楽曲として定着している。しかし、そのメッセージに苦しんでいる人もいる。ライター・編集者の中川淳一郎さんは「現実には大半の人は夢をかなえられない。夢をあきらめる人生のほうが、絶対に幸せになれる」という──。 「夢」は多くの人を不幸にする 加速するばかりの少子高齢化に伴い、すっかり低成長国家となった日本。現時点でもすでに若者が割を食う社会になっているが、今後はますます若者がラクには生きられない国になっていくだろう。 そんな国において、若者は一体どんな夢を見て、どんな将来を思い描けばよいのだろうか。 先に結論を述べてしまおう。夢なんていらない。夢は多くの凡人、そして運のない人を不幸にする。むしろ夢なんて抱かないほうが幸せに生きられる。 昨今、子どもたちの憧れの職業はYouTuberだと聞く。たしかに彼らのなかには、人気者に
2021/07/28 リンク