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「毒親のせいで自分はこうなった」そんな呪いの言葉を吐く人に精神科医が語りかけること 親にパワーを割くのはもったいない (2ページ目)
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「毒親のせいで自分はこうなった」そんな呪いの言葉を吐く人に精神科医が語りかけること 親にパワーを割くのはもったいない (2ページ目)
愛着対象の喪失そうしつ(死亡、離別)の際に、失った対象の特徴の一部(部分対象)が、喪失を悲しむ人... 愛着対象の喪失そうしつ(死亡、離別)の際に、失った対象の特徴の一部(部分対象)が、喪失を悲しむ人に取り入れられることについては、フロイトが指摘しています(人文書院版著作集6『悲哀とメランコリー』)。フロイトは、こうした部分対象の取り入れの連続が、私たちの人格特徴を作るとまで言っています。ひとつの喪失がひとつの層を作ると考えると、私たちの心は取り入れた無数の層からなるタマネギのようなものだということです。 母の期待するよい子になれなかった罪悪感 フロイトが言及したのは、愛する者の死による部分対象の取り入れでしたが、Aさんの場合は憎しみの対象の取り入れでした。愛も憎しみも“人の心が占拠される”という意味で同じような作用をすると私は思っています。 窃盗癖が見つかって失業してからのAさんは、過食症の悪化もあって、自尊心はズタズタ。祖母の特徴を取り入れて以来、母親と会うのを避けるようになっていたので