｢電力自由化は失敗だった｣節電要請が目前に迫るほど日本の電力網は弱っている【2021編集部セレクション】 ｢こうなったら停電させたらいい｣ (2ページ目)

今、日本は世界最大のLNG輸入国だ。世界的にダブつき、長く価格が低迷しているLNGが、なぜ国内で不足しているのか。原発停止以降、石炭や石油より環境負荷が低いLNG火力へのシフトも進み、国内の発電総量の4割を占めるようになった。原発が止まって使用量が増えているにしても、LNGの調達難は即、電力危機につながるだけにその管理は徹底しているはずだ。 貯蔵期間が2カ月しかないLNGは、石炭や石油に比べて扱いづらい 大手証券アナリストは「これも電力自由化の功罪だ」と指摘する。 気化しやすいLNGは2カ月くらいしか貯蔵できない。このため、一般には2～3カ月先の注文を豪州や東南アジア、米国など産ガス国と交わす。しかし、市況低迷に伴いスポット（随時契約）で調達するほうが長期契約するよりも「この1年ほどは4分の1くらいで買えた」（大手電力幹部）ため、電力各社ともスポット調達に傾斜した。 さらに余分に調達した場

[enmay]

エネファームを3kw家庭用家庭用として普及させれば全てのエネルギー問題は解決します。EVも天然ガスを利用するFCEVにすれば、ステラに勝てます。

[ottyanko]

政治家が責任を取るべき案件“こうなったら停電させたらいい。電力改革と称して自由化を迫っていて、停電の懸念が出てくると、『業界で何とかしろ。電力会社は何をやっているんだ』と頭越しにどなりつけてくる。”