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「高血圧でも糖尿病でも喫煙でもない…」12の認知症リスクのうち最もハイリスクな高齢者に多い疾患 「加齢だから仕方がない」と済ませてしまいがちだが
高血圧、糖尿病、喫煙、飲酒よりも、認知症リスクが高いものは何か。産業医で精神科医の井上智介さんは... 高血圧、糖尿病、喫煙、飲酒よりも、認知症リスクが高いものは何か。産業医で精神科医の井上智介さんは「実は、加齢による難聴が、もっとも認知症リスクが高いことが研究でわかっている。加齢による『聞こえ』の低下は、本人が自覚症状を持って周りに訴えたり、病院に行ったりすることが少ないので、子ども世代が帰省した時の様子を思い出し、兆候をとらえて対策してほしい」という――。 認知症の最大リスク要因は「難聴」 これまで認知症は、「高血圧」「糖尿病」「肥満」などが危険因子と言われてきました。しかし2017年に、英国の医学雑誌『ランセット』の国際委員会が、加齢による「難聴」も認知症のリスク要因の一つであると指摘し、さらに2020年、高血圧や糖尿病、肥満、飲酒、喫煙などの12の要因の中で、難聴が最も大きなリスク要因であると発表し、話題になりました。正直、われわれのような認知症を扱う医療関係者にとっても、驚きの報告
2024/01/16 リンク