最も成績がよい群の睡眠時間は｢8～9時間｣…小中学生4万人調査で判明"ぐうの音も出ない"生活習慣 成績上位グループの85%が夜10時前に寝ていた

スマホ時代になって夜型の子どもがますます増えている。「脳トレ」で知られる東北大学教授の川島隆太さんは「それは、子どもの“脳育”の観点からは最悪の傾向だ。小中学生4万人の調査・分析をしたところ、早寝早起きの睡眠習慣と認知機能の相関関係は考えていた以上だった」という──。（第1回／全3回） ※本稿は、川島隆太『脳科学研究がつきとめた「頭のよい子」を育てるすごい習慣』（プレジデント社）の一部を再編集したものです。 成績上位グループの約85％の子どもは「夜10時」に寝ている 十分な睡眠が脳にとって重要であることは、すでに皆さんご存じのことでしょう。私たちの研究チームは、それを確かめるべく、仙台市の小中学校の子どもたちを対象に、睡眠習慣と成績について調査を行いました。 結果、当初の予想通り、成績上位グループの約85％の子どもたちは、「午後10時前」もしくは「午後10時から11時まで」に就寝しているこ

[narwhal]

睡眠の習慣のない者の末路はいつも悲惨だ。睡眠の徹底がなければ脳は壊れると分かっている。恐ろしい恐ろしい。