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貴女の全てを、ここに(ていく2 - Privatter
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貴女の全てを、ここに(ていく2 - Privatter
貴女の全てを、ここに(ていく2 「つかまえた」 桃色の髪を、一房手に取って。悪魔は艶然と微笑んだ。 ... 貴女の全てを、ここに(ていく2 「つかまえた」 桃色の髪を、一房手に取って。悪魔は艶然と微笑んだ。 髪、一房。たったそれだけしか掴まれていないのに、女神は、たちまち抵抗の意思を無くしてしまう。……端から、そんなつもりも無いのだけれど。 「どうして貴女は、こんなにも私を悩ませるのかしらね」 「ほむらちゃ……んっ」 く、っと髪を引かれ、女神は言葉を途切らせる。 悪魔の指に弄ばれた髪の一房が、くるくると宙に円を描く。 「貴女の全て。この美しい髪も、綺麗な瞳も、なめらかな肌も、その……強い、心も。何もかもが、私を悩ませ、惑わすの」 「そんな、こと、」 「あるの」 「あっ」 もう一度髪を引かれ。睫の本数まで数えられそうなほどの近さまで、悪魔は顔を寄せてきた。 女神は目を逸らそうとするも、髪を掴まれているので動かせるのは目線だけ。真顔は、少し、怖い。 髪を掴む右手とは逆の空いた左手が、女神の頬を、唇を