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全固体電池の作動上限温度を150℃に引き上げる技術開発に成功
マクセル株式会社(取締役社長:中村 啓次/以下、マクセル)は、このたび、全固体電池の電極技術を発展さ... マクセル株式会社(取締役社長:中村 啓次/以下、マクセル)は、このたび、全固体電池の電極技術を発展させ、作動上限温度を150°Cに引き上げる技術開発に成功しました。 昨年6月に量産開始したセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」は従来のリチウムイオン電池では使用できなかった高い温度域で使用可能なことから好評を得ています。多岐にわたる分野にて採用やサンプル評価を実施いただくなかで、これまでに「PSB401010H」の放電上限温度である125°Cを超える用途での使用要望を多数いただきました。具体的には、医療向け滅菌工程や半導体製造工程、車載用途など高温環境下で設備周辺の温度やそのほかの情報をセンシング・モニタリングすることが必要な分野です。 こうした要望を受け、マクセルでは全固体電池の使用用途を拡大すべく耐熱特性向上の開発を進めてきました。そのなかで、全固体電池の劣化メカニズム
2024/05/30 リンク