Macの（BSD版）sed での上書き保存

Macに入っているsedはBSD版sedとかいうやつで、Linuxなどに入っているGNU版sedとは様々な点で仕様が異なります。 中でも引っかかりやすいのがファイル上書きオプションの-iについてです。あんまりちゃんと説明した記事が見当たらないのでまとめておきます。 以下のようなコマンドを実行すると、BSD sedでは意図通りに実行されません。 $ echo aaabbbcc > hoge.txt $ sed -i 's/aaa/zzz/' hoge.txt # BSD sed sed: 1: "hoge.txt": extra characters at the end of h command $ gsed -i 's/aaa/zzz/' hoge.txt # GNU sed $ cat hoge.txt zzzbbbcc

[lejay4405]

なんでだろうと思っていた

[ni66ling]

macのsedはBSD版でGNU版sedと違って-iの直後に''が必要 $ sed -i '' 's/before/after/' target_file

[tohokuaiki]

おー。なるほど… -i -e にすると何で-e付きのファイルができるのかと…　“拡張子を「なし」に指定する場合、バックアップされません。”

[plasma0713]

“BSD sedでの上書き保存には、バックアップ用拡張子の指定が必須なのです。”

[igtm]

“sed -i '.bak' 's/aaa/zzz/' hoge.txt”

[kjirouu]

Mac OS X に入ってる sed は、上書き保存に -i ではなく -i '' を指定する