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『テッド2』お下劣ギャグと人権問題の意外な関係とは? 過激な表現の意図を読む
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『テッド2』お下劣ギャグと人権問題の意外な関係とは? 過激な表現の意図を読む
外見はかわいいクマのぬいぐるみ、中身は大麻を吸いまくり下ネタを連発する中年おやじというキャラクタ... 外見はかわいいクマのぬいぐるみ、中身は大麻を吸いまくり下ネタを連発する中年おやじというキャラクター、テッドが劇場に帰って来た。とくに日本で『テッド2』は、前作を超える出足で観客を集め、人気の健在ぶりを証明している。アメリカン・コメディー映画は当たらないと言われ、ヒット作であっても劇場公開されることが少ない日本で「テッド」が予想外の成功を収めるのは、ゆるキャラなどマスコット文化が根付く土壌のおかげだろうか。本作でも、困り顔の切ない表情や、燕尾服を着てフレッド・アステア風のダンスを踊ったりと、前作より強調されたキュートさは、観客の心をつかむ。そして同時に、お下劣ギャグや危険なネタも前作以上にパワーアップしている。 それにしても、なぜこんなにも下品かつ危険なジョークに満ちているのか疑問に思う観客も多いだろう。 今回はその背景や、意外と深い作品のテーマを追求することで、『テッド2』の魅力をより明ら