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『聲の形』山田尚子監督が語る、アニメ表現の作法「作品の世界を身近なものに感じてもらいたい」
京都アニメーションが手掛ける長編アニメメーション『聲の形』が現在公開中だ。本作は、聴覚に障害を持... 京都アニメーションが手掛ける長編アニメメーション『聲の形』が現在公開中だ。本作は、聴覚に障害を持つ少女・西宮硝子と、小学生時代に硝子をいじめていた青年・石田将也が再び出会い、再生していくまでを描いた青春群像劇。監督は、『映画けいおん!』『たまこラブストーリー』の山田尚子が務め、入野自由、早見沙織、松岡茉優らが声優として参加している。リアルサウンド映画部では、山田尚子監督にインタビューを行い、漫画をアニメ化する意味や制作時のエピソードなどを語ってもらった。 「人が“繋がりたい”と行動を起こす瞬間の熱量に惹かれた」 ーー主人公・石田将也とヒロイン・西宮硝子を中心に、友人や家族の人間関係がリアルに描かれているのが、本作の特徴だと感じました。原作を映像化するにあたって、なにかコンセプトやテーマはありましたか? 山田尚子監督(以下、山田監督):人が繋がりを求めた先にある具体的な形が、友達や家族といっ
2016/09/25 リンク